n8n
n8nとは?できること・料金・Zapier/Makeとの違い【無料で使える範囲まで整理】
この記事の結論
- n8nは、ノードをつないで業務を自動化するワークフローツールです。
- 「オープンソースだから無料」は半分だけ正しく、自分のサーバーで動かせばライセンス料は0円、n8nのクラウド版は有料です。
- 課金はワークフロー1回の実行ごと。ステップを増やしても料金は変わらないので、分岐や加工の多い流れほど読みやすくなります。
料金・機能は2026年8月1日時点で公式サイトを確認した内容です
n8nは、n8n.io が提供するワークフロー自動化ツールです。一般に「エヌエイトエヌ」と読まれています(公式の読み方の記載は見つけられませんでした)。
「オープンソースで無料」という紹介と「月20ユーロから」という紹介の両方が出てきますが、どちらも正しい説明です。自分のサーバーで動かすならライセンス料は無料、n8nのクラウド版を使うなら有料。
前提が違うだけです。
私はn8nをこれから検証する立場です。実行数の実感、セルフホストの実費、画面の日本語対応は、実際に動かさないと書けません。
これらは「実測後に追記」と明示し、推測では埋めていません。
n8nはどんなツールか
n8nは、アプリ同士の作業を「ノード」でつないで自動化するツールです。「フォームに回答が来たら、スプレッドシートに追記して、Slackに知らせる」という一連の流れを、画面上で箱を線でつなぐように組み立てます。
一度組めば、あとは自動で回り続けます。
公式は自らを「AIエージェントとワークフロー自動化のプラットフォーム」、対象を「技術チーム向け」と紹介しています(2026年8月1日確認)。ノーコードで始められますが、必要な箇所にはJavaScriptやPythonを書いて挟めます。
コードが書ける人ほど使える幅が広がります。
覚える言葉は3つ
ワークフローが流れ全体、ノードが流れの中の1つの処理、トリガーが流れを始めるきっかけです。細かい操作手順はn8nの使い方で扱います。
AIエージェントの土台
n8nにはLLM(大規模言語モデル)を組み込むノードがあります。「受け取った問い合わせの内容をAIに判定させて、振り分け先を変える」のような、判断込みの自動化が作れます。
公式が名乗る「AIエージェントのプラットフォーム」はこの部分を指しています。
Zapier・Makeとの関係
同じ自動化ツールでも、n8nとZapier・Makeは料金の数え方が根本から違います。月額だけ比べると選択を誤ります。
比較は後半の専用の節にまとめています。
n8nでできること
1500以上のアプリと連携できる
公式リポジトリの説明では、連携先は1500以上、ワークフローのテンプレートは9,000以上です(2026年8月1日確認)。連携数は増え続けているので、数字は確認日とセットで見てください。
ノードの間にコードを挟める
JavaScript、Python、npmパッケージをワークフローの中で使えます。ノーコードの箱だけで足りない箇所を、コードで埋められます。
自分のサーバーで動かせる
n8nはセルフホスト(自前のサーバーで運用)ができます。データを外部のクラウドに出せない業務でも使えます。
ライセンス料なしで動かせる版もあります。
Webサイトのフォームとつなぐ
Framerのようなツールで作ったサイトのフォーム送信を受け、通知とスプレッドシート追記まで自動で済ませられます。サイトを作るツールと、サイトの後ろで動くツールを分けて持つ形です。
n8nの料金プラン【2026年8月1日時点】
料金は「クラウド版(Cloud)」と「自分で立てる版(セルフホスト)」に分けて見ます。混ぜたまま読むと、無料と有料の話が噛み合いません。
公式の料金ページは、初期表示が年払いを選んだときの月額です。月払いに切り替えると、Starterが€24、Proが€60、Businessが€800になります(2026年8月9日に切り替えを操作して確認。
差はいずれも約17%です)。表示はすべてユーロ建てで、日本からのアクセスで円表示になるかは確認できていません。
| プラン | 月額(年払い表示) | 月間実行数 | ホスティング |
|---|---|---|---|
| Starter | €20 | 2,500 | クラウド(Hosted by n8n) |
| Pro | €50 | 10,000 | クラウド(Hosted by n8n) |
| Business | €667 | 40,000 | セルフホスト |
| Enterprise | 個別見積 | カスタム | クラウドまたはセルフホスト |
どのプランもユーザー数とワークフロー数は無制限で、全連携先が使えます。課金の軸は実行数(execution)だけです。
実行数の試算、同時実行数や履歴の上限、上限を超えたときの扱い、条件を満たすと半額になるStart-upプランは、n8nの料金の記事で単体で扱っています。
StarterとProの分かれ目
実行数(2,500と10,000)のほかに、同時に動かせる数(5と20)、実行ログの保持期間(7日と30日)、共有プロジェクト数(1と3)が違います。ひとりで使い始めるならStarterで十分です。
チームで使うとき、あるいは流れの本数が増えてログを追う場面が出てきたら、Proを検討してください。
Businessプランの位置づけ
公式の料金ページで、BusinessプランはSelf-hosted(セルフホスト)と表記されています。Starter・Proの上位版としてクラウドで契約するものではなく、自前サーバーで運用する組織向けの有料ライセンスです。
クラウドの上位を探している方はEnterpriseの側を見てください(クラウドにBusiness相当のプランがあるかは、公式ページからは読み取れませんでした)。
無料トライアルで何ができるか
クラウド版には14日間の無料トライアルがあり、Pro相当の機能・実行数2,500・AIアシスタントのクレジット800が付きます。StarterとProのトライアルはクレジットカード不要です。
終了後にアップグレードしなければワークスペースは削除されます(ワークフローのダウンロード猶予は90日)。まず14日で1本動かし、自分の使い方だと実行数がどれくらい減るかを見てください。
executionの数え方
向いているのは、1回でまとまった件数を扱う作業です
n8nの課金単位は「execution」です。定義はワークフロー全体が1回動いたら1。
中に何ステップあっても、データを何件処理しても、1回は1回のままです(公式料金ページの原文は “It doesn’t matter how many steps are in the workflow or how much data it processes — it’s still a single execution.”)。
ステップを増やしても、数え方は変わりません
プラン選びに効くのは、何が数えられて何が数えられないかです。公式ドキュメントに明記があります。
数えられるのは本番実行だけ
クォータを消費するのは、トリガーやスケジュールで自動的に動いた本番実行だけです。次のものはカウントされません(2026年8月1日・公式ドキュメント確認)。
- 手動実行(作りながらテストで回すぶんには減りません)
- サブワークフローの実行(親の1回だけが数えられます)
- エラーワークフローの実行
- 新しいデータが見つからなかったポーリング(空振りは数えません)
- ワークフロー開始前に弾かれた不正なリクエスト
テスト中は枠が減りません。作り込みの期間は何度回しても料金に影響しません。
トリガーの種類による違い
- スケジュール:発火するたびに1。結果が空でも数えます
- ポーリング(定期的に新着を見にいく型):新しいデータが見つかったときだけ1
- Webhook(外から呼ばれる型):受信ごとに1。空のリクエストでも数えます
同じ「毎時チェック」でも、スケジュール起動なら月720回、ポーリングなら実際に新着があった回数だけです。トリガーの選び方が、そのまま料金に効きます。
Starterの2,500で足りるか
自動化したい流れを書き出し、それぞれの発火回数を掛け算すれば見積もれます。毎朝1回のレポート系なら月30。
毎時のスケジュールなら月720。フォーム受付のWebhookなら月間の送信数がそのまま乗ります。
合計が1,500〜2,000に収まりそうならStarterで足ります。これは計算上の目安なので、確定値はトライアルの実行ログで見てください。
公式が挙げている見積もりの例(日次なら月30〜31回、5分おきなら月8,600〜8,900回)を使った試算表は、n8nの料金の記事にあります。
なお、StarterとProで上限を超えたときにどうなるか(止まるのか、超過課金なのか)は、公式では確認できませんでした。公式FAQに超過の記載があるのはBusinessプランだけです(後述)。
AIエージェント検証:同じ流れをn8nとMakeの両方で動かした
このサイトでは、紹介するツールをAIエージェントに実際に操作させて、どこまで任せられるかを記録しています。検証はClaude(Fable 5)が、人間の運営者の監督下で実施しました。
実測日は2026年8月13日です。
着手前に利用規約を確認しました。
n8nのSelf-Serve TermsとCustomer Acceptable Use Policyに、自動化ツールによる利用そのものを禁じる条項はありません(AUPが禁じるのは不正アクセスや計算資源の悪用など、目的が有害な自動化です)。
判定は「検証してよい」です。
組んだ流れ
上の図の主張(ステップを増やしても数え方は変わらない)を、件数を流して確かめました。
組んだのは、手動トリガー→HTTPで当サイトのサイトマップを取得→HTTPでllms.txt(記事一覧のテキスト)を取得→コードで記事URLを19件取り出す→19件を1件ずつ変数に設定する、という流れです。
最終段には19件のデータが流れます。
n8nは1、Makeは22でした
n8n(セルフホスト版2.8.0)でこの流れを1回実行すると、実行ログの記録は1回でした(1.774秒・成功)。ステップは5つ、最終段の処理は19件でも、数えられる単位は1のままです。
同じ構成をMakeの無料プランでも組んで1回実行したところ、消費は22creditでした。内訳はHTTP 1+HTTP 1+パース1+最終モジュール19件×1です。
同じ流れ・同じ19件で、n8nの数え方なら1、Makeの数え方なら22。件数の多い自動化ほど、この差が月々の請求に直結します(Make側の実測の詳細はmake.com(Make)とは?に書いています)。
正確さのための但し書きです。今回n8n側で実測したのはセルフホスト版の実行ログの数え方で、クラウド版の課金カウンターではありません。
クラウド版では手動実行はそもそもクォータを消費しない仕様なので(この節の上に書いたとおり)、課金カウンターの実数はトライアル開始後に確かめて追記します。
Zapier・Makeと何が違うのか?
いちばん大きな違いは料金の数え方です。n8nはワークフロー1回ごと、Zapierは完了した作業単位(task)ごと、Makeはモジュールのアクション(credit)ごとに数えます。
同じ自動化を組んでも請求のされ方が変わるので、金額だけの比較は成立しません。
| 軸 | n8n | Zapier | Make |
|---|---|---|---|
| 課金の単位 | execution(ワークフロー1回の実行) | task(完了した作業単位ごと) | credit(モジュールのアクションごと) |
| ステップを増やすと | 変わらない | 増える | 増える |
| 数えないもの | 手動実行・サブワークフロー・エラーワークフロー・空振りポーリング | トリガー・ポーリング・組み込みツール(Formatter、Paths、Filter等)・失敗したアクション | エラーハンドラ・ルーター |
| 無料枠 | クラウドは14日トライアル(実行2,500)。セルフホストは無料版あり | 月100 tasks | 月1,000 credits |
| 最安の有料プラン | Starter €20/月(年払い表示) | Professional $19.99/月(年払い。月払いは$29.99)・750 tasks | Core $9/月(年払い。月払いは$10.59)・10,000 credits |
| セルフホスト | できる | できない | できない |
(3ツールとも2026年8月1日に各公式料金ページで確認した内容です)
Zapierとの違い
Zapierのtaskは「ステップが1つ仕事を完了するごとに1」です。流れが長くなるほど消費が増えます。
そのかわり、整形・分岐・フィルタなどの組み込みツール群はカウントしません。ステップ数の少ない定型連携ならZapierが手軽です。
分岐や加工の多い流れになるほど、1回いくらのn8nのほうが料金を読みやすくなります。
Makeとの違い
Makeはモジュールが1アクション実行するごとに1 creditです。数え方はZapierに近く、流れの長さが料金に響きます。
有料プランの入口の月額(年払いで$9)は3ツールでいちばん低いので、シンプルな流れを安く回すなら候補になります(creditの数え方や無料枠はmake.com(Make)とは?で単体で扱っています)。
選ぶときに見る3点
「連携数◯◯以上」はどのツールも謳っていて、主要どころのアプリはどれでも繋がります。差が出るのは3点です。
課金の数え方が自分の流れに合うか、コードを挟みたいか、データを自社側に置きたいか。
セルフホストは本当に「無料」なのか?
ライセンス料は0円です。ただし運用の値段は0円ではありません。
この2つを分けて考えます。
無料版(Community edition)でできること・できないこと
セルフホスト用のCommunity editionは、公式が「ほぼ完全な機能セット」と説明しています。ワークフロー作成・全連携先・コード実行など中核は全部入りです。
入っていないのは主にチーム運用向けの機能です。
公式の一覧では、プロジェクト管理(Projects)、ワークフローや認証情報の共有、SSO、Gitでのバージョン管理、環境分離、外部シークレット連携、ログストリーミング(ログ自体は取れます)などが有料側でした(2026年7月28日・公式ドキュメント確認)。
ひとりから少人数で使うなら、無料版で足ります。
メール登録で増える無料機能
無料のままメール登録してライセンスキーを受け取ると、フォルダ整理(Folders)、エディタ内デバッグ、実行データのカスタム保存が追加で使えます。設定画面の「Usage and plan」からメールを入れるだけです。
セルフホストで使うなら登録してください。
セルフホストが合う人・合わない人
分かれ目は2つです。ひとつは実行数の規模で、多いほどクラウドの従量が効きます。
もうひとつはサーバーの面倒を自分で見られるかです。構築して終わりではなく、バージョン更新・バックアップ・落ちたときの復旧まで自分で持ちます。
ここを引き受けられないなら、月€20のStarterに任せるほうが安くつきます。実測の数字が出たら、この損益分岐を具体的に書きます。
有料のセルフホスト(Business)を選ぶ前に知っておくこと
Businessプランには運用上の前提が4つあります。ライセンスキーは毎日n8nのライセンスサーバーと通信して有効性を保ちます。
キーは何台のインスタンスにも使えますが、使用量は全台合算です。実行数の超過は300,000実行ごとに4,000ユーロです。
専任サポートは付かず、サポートはフォーラムだけです(専任サポートはEnterpriseのみ)。いずれも公式料金ページのFAQに記載があります(2026年8月1日確認)。
仕事でn8nを使うとき、ライセンスのどこに線があるのか
n8nはオープンソースと紹介されることが多いのですが、正確にはfair-codeモデルの「Sustainable Use License」で提供されていて、OSI準拠のオープンソースではありません。
禁じられているのは、n8nそのものを売り物にする形です。制作やコンサルの仕事でn8nを扱うなら、ここは確認してください。
条文が制限している3つ
①利用は自社の内部業務・非商用・個人利用に限る、②他者への提供は無償かつ非商用の場合のみ、③ライセンス表示や著作権表示を消さない(条文Version 1.0・2026年7月28日確認)。
公式が「許される」と明示している形
公式FAQが許可例として挙げているのは、自社データの同期などの社内利用と、自社製品向けのn8n連携やノードの開発です。
あわせてn8nに関するコンサルティング(クライアントのワークフロー構築、n8nに密接した機能開発、n8nが実行するコードの作成)と、社内サーバーへのセットアップや保守のサポートも挙がっています。
受託でクライアントのワークフローを組む仕事は、この許可例に含まれます。
公式が「許されない」と明示している形
n8nをホワイトラベル化して有償で提供すること、n8nをホスティングしてアクセス料を取ることの2つが、禁止例として名指しされています。n8nの機能そのものが商品価値の中心になる売り方が、線の向こう側です。
プランと許諾範囲の関係
BusinessやEnterpriseのプランは機能を開けるもので、ライセンスの許諾範囲は変わりません。n8nを組み込んだサービスを提供したいときは、Embed(組み込み向けの別契約)の相談窓口があります。
ここに書けるのは、条文と公式FAQの記載までです。個別の案件が白か黒かは、条文と照らして判断してください。
判断がつかないときは公式窓口に照会してください。
n8nは日本語で使えるのか?
答えは3つに分かれます。「画面(UI)の言語」「扱うデータの言語」「情報とサポートの言語」で、それぞれ違います。
画面の言語
公式の配布物に、日本語の翻訳ファイルは入っていません。リポジトリの翻訳フォルダを全件確認したところ、存在するのは英語だけでした(2026年7月28日確認)。
表示言語を指定する仕組み(セルフホスト向けの環境変数)自体は公式にあり、未翻訳の文字列は英語で表示される仕様と書かれています。
実機でも確かめました。セルフホスト版(2.8.0)を日本語ロケールの環境変数(N8N_DEFAULT_LOCALE=ja)つきで起動しても、初期設定の画面もエディタも英語のままでした(2026年8月13日実測)。
翻訳ファイルが無い以上、設定で日本語にはなりません。
日本語のデータは扱えます
ワークフローの中を流れる日本語のテキスト(フォームの回答、メール本文、スプレッドシートの中身など)に制限があるという公式記載は見つかっていません。画面が英語でも、扱う中身は日本語で問題ありません。
公式の情報は英語です
公式サイトとドキュメントに日本語版はありません(日本語URLはいずれも404でした・2026年7月28日確認)。エラーで詰まったときに調べる先は、英語のドキュメントとフォーラムです。
この分は学習コストとして最初から見込んでください。翻訳ツールで読める範囲ではあります。
n8nの始め方(最短ルートの分岐だけ)
入口は2つです。迷ったら、クラウドの14日トライアルから試してください。
カード登録なしで始められ、インフラの準備もいりません。トライアル中の実行ログが、自分の使い方だと月何回実行するのかという実測データになります。
終了するとワークスペースは消えます(作ったワークフローのダウンロード猶予は90日)。
自前で立てる場合、手元で試すだけなら npx n8n の1コマンドで起動できます。
実測では、このコマンドを打ってからエディタが開くまで約2分40秒、初期設定を済ませて最初のワークフローを実行するまで全体で約7分でした(2026年8月13日・Mac・バージョン2.8.0)。一つだけ注意があります。
最新版はNode.jsのバージョン要件が厳しめで、手元のNode.jsが古いと起動を拒否されます(今回もこれに当たり、要件に合う一つ前の系列を使いました)。この種の面倒を自分で見るのがセルフホストの実費です。
本格運用の構築手順(Docker、HTTPS、更新)は別の記事で扱います。
アカウントを作ってから最初の1本を動かすまでの操作は、n8nの使い方にまとめています。実行数が数えられ始めるタイミングもそちらにあります。
n8nを使ってわかった不便な点(実測後に追記)
ここは、検証で実際に手が止まった記録だけで書きます。
よくある質問
n8nは無料で使えますか?
セルフホスト(自前サーバー)のCommunity editionなら、ライセンス料無料で使い続けられます。クラウド版は14日間の無料トライアルの後は有料で、最安はStarterの€20/月(年払い表示)です。
「n8n」は何と読みますか?
一般に「エヌエイトエヌ」と読まれています。公式サイトに読み方の説明は見つけられませんでした。
商用利用はできますか?
自社業務の自動化や、クライアントのワークフローを構築する仕事は、公式FAQの許可例に含まれています。一方、n8n自体を有償で提供したり、ホスティングして利用料を取る形は禁止例として明示されています。
実行数の上限を超えたらどうなりますか?
Businessプランは300,000実行ごとに4,000ユーロの超過料金が公式に記載されています。StarterとProの超過時の挙動は、公式では確認できませんでした。
プログラミングの知識は必要ですか?
なくても始められます。ただし公式が「技術チーム向け」を名乗るとおり、JavaScriptやPythonが書けるほど使える幅が広がる設計です。
まとめ
n8nは、セルフホストなら無料です(そのかわり運用は自分持ち)。クラウドなら月€20から(年払い表示)です。
プラン選びで効くのは月額より実行数の数え方で、テストも空振りポーリングも数えません。この仕様を知っているだけで見積もりの精度が変わります。
ZapierやMakeとの比較も、金額ではなく数え方の違いから見てください。
この記事の数字は2026年8月1日に公式サイトで確認したものです。実測待ちとした項目は、検証環境を動かし次第この記事に追記します。
更新履歴
| 日付 | 変更 |
|---|---|
| 2026年8月13日 | AIエージェント検証の節を追加。セルフホスト版で5ステップ・最終段19件の流れを1回実行し、実行ログが1回と記録されることを実測。同じ構成のMake実測(22credit)との比較を追記。日本語ロケール設定でも画面が英語のままである実測と、npxでの起動時間の実測も追加。 |
| 2026年8月9日 | n8nの月払いの実額を追記(Starter €24・Pro €60・Business €800。初版で「公式ページからは確認できませんでした」としていた箇所を、料金ページの切り替えを操作して同日確定)。あわせて比較表のMakeの月額に払い方を追記($9は年払い時・月払いは$10.59)。 |
| 2026年8月1日 | 初版公開。料金・機能は同日時点で公式サイト(料金ページ・公式ドキュメント・リポジトリ)を確認。ライセンス条文・edition差・ロケール仕様は2026年7月28日確認。 |
この記事を書いた人
アオマツ。Web制作とSEOを本業とするフリーランスです。
クリニックなどのクライアントサイトの制作・検索流入の改善を直接請けながら、海外のAI・自動化ツールを検証して日本語で解説しています。このサイトの記事は、公式情報の確認日を明記し、実測していないことは実測待ちと書く方針で運営しています。