動画の字幕

動画に字幕を入れたい|字幕を別ファイルで出せるかは、料金ページに書いてありません【2026年9月3日確認】

動画に字幕を入れたい|字幕を別ファイルで出せるかは、料金ページに書いてありません【2026年9月3日確認】

この記事の結論

  • 字幕は映像に焼き込むか、別ファイルで書き出すかに分かれます。後から使い回せるのは後者だけです。
  • OpusClipは字幕を.srtで出せますが、ヘルプが「Pro plan users」と対象を限っています。
  • Flikiは機能ページがSRTとVTTを挙げる一方、公式ガイドの書き出しの選択肢はMP4とMOVだけでした。
※本記事にはアフィリエイトリンクを含みます

料金・機能は2026年9月3日時点で公式サイトを確認した内容です

公開: 2026年9月3日 執筆: アオマツ(Web制作・SEOを本業とするフリーランス)

動画に字幕を付けたあとで困るのは、その字幕を別の場所でも使いたくなったときです。動画サイトの字幕欄に上げ直したくても、字幕が映像に焼き付いていると取り出せません。

OpusClipとFlikiで、字幕がどう出てくるのかを公式ページから読み比べました(2026年9月3日確認)。

2社で違ったのは、字幕を動画とは別のファイルとして持ち出せるかと、それがどのページに書いてあるかの2つです。

字幕の出し方は、焼き込むか別ファイルかに分かれます

字幕の出し方

上下2段の図。上段は「映像に焼き込む」で、角丸の動画フレームの下辺の内側に字幕を表す横線が2本描き込まれ、右に「字幕は映像の一部になる」のタグ。下段は「別のファイルで出す」で、字幕の入っていない動画フレームの右に、横線の入った紙のアイコンが点線でつながり、そこから矢印が伸びて「動画とは別に渡せる」のタグ。下辺に「字幕の出し方」の帯。
同じ「字幕を入れる」でも、映像の一部にするか、別ファイルとして渡せるようにするかで後の使い道が変わります

焼き込みは、字幕を映像そのものに描き込みます。動画を再生すれば必ず字幕が出ますが、あとから文言を直すには動画を作り直します。

別ファイルは、字幕を動画とは切り離したテキストとして出します。動画サイトの字幕欄に上げたり、別のツールで開いて直したりできます。

ただし、別ファイルが効かない置き場所もあります。Flikiの自動キャプションの機能ページは、MetaやTikTokの自動再生のフィードではSRTのトラックが剥がされる、無視されると書いています(2026年9月3日確認)。

短尺をSNSに流すなら焼き込みが要り、動画サイトや教材に置くなら別ファイルが要ります。

OpusClipのヘルプは、書き出す字幕の形式を.srtと書いています。YouTubeなどの動画プラットフォームで使える形式だという注記も付いています。

Flikiの字幕の機能ページは、SRTとVTTを挙げています。

OpusClipは.srtで出せますが、ヘルプが対象を限っています

OpusClipのヘルプに、字幕とテキストの書き出しの手順があります。

冒頭の一文が「Pro plan users can download transcripts & subtitles of your original videos directly from the result page and My projects.」です(2026年9月3日確認)。

書き出せる対象をPro planの利用者と書いています。無料プランやその下の有料プランでどうなるかは、このページには書かれていません。

出せるのは2種類で、書き出しの入口も2つです

書き出すもの形式ヘルプの説明
Download Transcript.txtテキストだけのファイル
Download Subtitles.srtYouTubeなどの動画プラットフォームで使える字幕形式

操作の入口も2つあると書かれています。結果のページの「More」メニューを開く方法と、My projectsで対象を選んで「More」から出す方法です。

料金ページにはSRTの語が1件もありません

同じ日に料金ページのHTML原文も取得して、全文を検索しました。srtという語は0件でした。

プラン比較表でExportの語が付く行は4つです。透かしなしの書き出し、MP4での書き出し、一括の書き出し、Adobe Premiere ProとDaVinci Resolveへの書き出しで、字幕ファイルの行はありません。

字幕を売り出している機能ページ側も同じで、srtは0件でした。

私が読んだOpusClipの11ページの中で、字幕を持ち出せると書いてあったのはヘルプだけでした。

字幕を別ファイルで出せるかは、料金ページには書かれていません。料金ページだけを見て決めると、この条件を見落とします。

OpusClipのプランを公式サイトで確認する(プランの内容は改定されることがあるため、契約前に公式で見るのが確実です)

無料プランは、字幕を直すこと自体ができません

料金ページの無料プランのカードに並ぶ記載を、そのまま書き出します。

  • 月60クレジット(字幕の機能ページは同じ枠を月60分の処理時間と書いています)
  • 1080pまでの書き出し
  • 自動リフレーム
  • 絵文字とキーワード強調つきのAI字幕
  • 透かしが入る
  • 編集不可(No editing)
  • 3日後にクリップを書き出せなくなる

字幕は自動で付きますが、その字幕に手を入れる操作が無料プランには付いていません。誤変換を見つけても、無料のままでは直す画面に入れません。

新規の利用者には、7日間のPro無料トライアルがあると機能ページに書かれています。90分の処理時間で、約30本のクリップを書き出せるという説明です。

ただしヘルプには、トライアルで使えないPro機能の一覧があります。トライアル中の書き出しには透かしが入ること、話者ごとに字幕の色を変える機能が使えないことなどが並んでいます。

Flikiは、書き出せると書いてあるページと、書いていないページがあります

料金ページには、どちらも書いていない

2列3行のマトリクスの図。見出しは「料金ページには、どちらも書いていない」。列はOpusClipとFliki、行は機能の紹介ページ・手順の説明ページ・料金ページ。OpusClipは機能ページが「書いていない」、ヘルプが「出せる(対象を限る記載あり)」、料金ページが「書いていない」。Flikiは機能ページが「SRTかVTTで出せる」、ガイドが「書き出しの選択肢に出てこない」、料金ページが「書いていない」。「出せる」のマスだけマゼンタの枠で、各列に1つずつ。下辺に「字幕ファイルの書き出しは、どこに書いてあるか」の帯。
私が読んだ範囲では、「字幕を別ファイルで出せるか」に答えているのは機能の紹介ページかヘルプで、料金ページは2社とも触れていません

Flikiの字幕の機能ページは、書き出しを正面から書いています。原文は「Export as a separate SRT or VTT file for YouTube and platform uploads, burn captions directly into the video for social, or both at once.」です。

同じページのFAQにも「Can I download the SRT file separately?」という項目があり、答えはYesです。プランの限定は書かれていません。

公式ガイドの書き出しの選択肢に、字幕ファイルは出てきません

一方で、Flikiの公式ガイドには動画の書き出しの手順があります。同じ日にHTML原文を取得して全文を検索したところ、srtという語は0件でした。

ガイドが挙げる選択肢は2つです。解像度が1080p・720p・360pの3つ、形式がMP4とMOVの2つです。

音声の書き出しはMP3とWAV、デザインの書き出しも別に書かれています。

料金ページも同じ日に取得して検索しました。subtitle・caption・SRT・VTTのいずれも0件です。

ガイドの字幕は、台本から作るものとして説明されています

ガイドの字幕の節は、シーンの台本から字幕を作る流れで書かれています。チェックボックスを入れると、そのシーンの台本を字幕にするという説明です。

主な設定は、字幕の枠の高さと幅、位置、回転、文字ぞろえ、書体、大きさ、太さ、文字色、背景色です。ふきだし・塗り・縁取り・下線などの効果も選べます。

表示の単位も選べます。ガイドが挙げるのはword・phrase・sequence・fullの4つです。

機能ページのほうは、動画をアップロードして自動で文字起こしする流れを書いています。

Flikiの無料プランを試してみる(無料プランは書き出しに透かしが入り、アニメーションの字幕は有料プランからです。2026年9月3日確認)

無料プランで字幕は作れますが、量と見た目に線があります

字幕のFAQは「Yes. Auto-captioning is included on the free plan with 5 minutes of generation per month.」と書いています。

同じFAQは、量の多い字幕づけ、長い動画、アニメーションの字幕スタイルは有料プランからだとしています。無料プランの書き出しには小さなFlikiの透かしが入るとも書いています。

料金ページの比較表には、この「長い動画」の実数があります。無料プランは書き出しが1分まで、解像度が720pまでです(2026年9月3日確認)。

なお、無料枠の数え方は公式内で割れたままです。料金ページのカードは月3クレジットと書いています。

同じ料金ページのFAQは、月5分と書いています(2026年8月9日から続いている食い違い)。

枠の数え方の読み比べはAIナレーションは毎月どれくらい作れるかの記事にあります。

自分で作った字幕を持ち込めるのはOpusClipです

OpusClipは、動画を投入するときに自分のSRTファイルを一緒に上げられます。ヘルプの説明は「Once uploaded, your SRT file will be used for us to generate captions instead of the transcript we normally create.」です。

OpusClipは自動の文字起こしを使わず、上げたSRTから字幕を作ります。日本語の誤変換を先に直しておきたいときに使えます。

受け付けてもらえない書き方が6つ挙がっています

ヘルプは、SRTが弾かれる理由を具体的に並べています。

  • 番号・時刻・本文のどれかが欠けている
  • 時刻がHH:MM:SS,MSの形になっていない
  • 開始か終了の時刻がない
  • 開始時刻が終了時刻より後になっている
  • 番号が連番になっていない
  • 想定と違う番号が入り、読み取りが壊れる

Flikiの公式ページには、自分のSRTを持ち込む手順が見つかりませんでした。私が読んだ範囲は字幕の機能ページ2枚・公式ガイド・料金ページの4つで、ヘルプ全体を検索したわけではありません。

翻訳できる言語の広さが、2社で違います

確かめたことOpusClipFliki
字幕の翻訳先英語のみ80以上の言語
翻訳の指定投入時にSpeech Language→Translate To生成後に1クリック
文字起こしの対応25以上の言語(日本語はBETA表記)80以上の言語

OpusClipのヘルプは、翻訳先を選ぶ場所を書いたうえで「currently, only English is supported」と添えています。日本語の動画に英語の字幕を付けることはできますが、英語以外の言語には翻訳できません。

Flikiの機能ページは、元の言語で字幕を作ってから80以上の言語へ1クリックで翻訳できると書いています。

日本語そのものの扱いにも差があります。OpusClipの対応言語のヘルプは日本語にアスタリスクを付け、BETAだと注記しています。

注記の中身は、絵文字やキーワード強調が不正確なことがある、という説明です。アスタリスクが付いていないのは英語・ドイツ語・スペイン語・フランス語・ポルトガル語の5つだけでした。

日本語が名指しされる場所も限られています。字幕の機能ページのFAQは対応言語を20並べていますが、その中に日本語はありません。

日本語が名前で出てくるのは、25言語を並べた対応言語のヘルプのほうだけでした。

誤変換の直しが次の動画に残るのはOpusClipです

OpusClipには、直した語を用語集として持たせる仕組みがあります。エディタで語をダブルクリックして直し、「Correct All」でそのクリップの全部を置き換えます。

同じ画面で「Save Correction」にチェックを入れると、以後の新しいクリップでその語が正しく文字起こしされる、とヘルプは書いています。

Asset Libraryの「Brand Vocabulary」から、固有名詞をまとめて登録することもできます。ただし既にあるクリップに効かせるには、再処理が必要だと明記されています。

Flikiの字幕の機能ページは、エディタで語をクリックして打ち直す操作を書いています。

公式ガイドには読みを置き換える発音マップもありますが、ガイドはこれを台本の単位に置いています。次の動画へ引き継ぐ仕組みは、私が読んだ4ページには出てきませんでした。

読みそのものの直し方の比較は固有名詞や漢字の読みを直したい記事にあります。

OpusClipで字幕を消すには、作る前に切るか、1本ずつ切るかです

OpusClipのヘルプは、字幕を消す方法を3つに分けて書いています。

いつ消したいかヘルプに書かれている方法
これから作る動画字幕をオフにしたブランドテンプレートを作り、投入時に選ぶ
すでに作ったクリップエディタでクリップごとに個別にオフにする
元動画に焼き付いた字幕OpusClip側で消す方法はない

一括で字幕を外す機能は現在ないため、クリップごとに操作するとヘルプは明記しています。字幕を使わないと決めているなら、投入前にテンプレートで切るのが手数が少なくて済みます。

用途別の選び方

やりたいこと合うほう理由
長い動画を切り抜いて、字幕つきでSNSに出すOpusClip切り抜きと字幕が同じ流れの中にある
日本語の字幕を他の言語でも出すFlikiOpusClipの翻訳先は英語だけ
先に直した字幕を持ち込むOpusClip自分のSRTを投入時に上げられる
台本から動画ごと作り、字幕も同時に付けるFliki字幕をシーンの台本から作る流れがある
固有名詞の直しを次の動画にも効かせるOpusClip直した語を用語集に残せる

字幕ファイルの書き出しを条件に選ぶなら、両社とも契約の前に製品内で確かめるのが確実です。書き出しの記載は、両社とも料金ページにありません。

よくある質問

無料プランで、字幕ファイルを書き出せますか

OpusClipのヘルプは、書き出しをPro planの利用者と書いています。無料プランについての記載はありません。

Flikiの機能ページのFAQは、書き出しにプランの限定を書いていません。ただし料金ページと公式ガイドには字幕ファイルの記載自体がないため、公開ページだけでは確定できません。

日本語の字幕はきれいに出ますか

OpusClipの対応言語のヘルプは、日本語をBETAとして扱っています。絵文字やキーワード強調が不正確なことがあると注記されています。

精度の公称値は両社にあり、両社とも数字が割れています。

Flikiには字幕の機能ページが2枚あります。ひとつは「きれいな音声で99%まで」、もうひとつは「きれいな音声で95%まで」です。

OpusClipの字幕の機能ページは、上部の数値ブロックが99%です。同じページのFAQは、99%と「over 97%」の2つに割れています。

95%と書いているFlikiのページは、精度が背景の音・なまり・音質で変わるとも添えています。

どちらの数字も、言語別の内訳は示されていません。

実際の誤変換の数は、流してみないと分かりません。日本語の素材を通した実測は、私がアカウントを用意してから追記します。

焼き込みと別ファイルは、どちらか一方しか選べませんか

Flikiの機能ページは、焼き込みと別ファイルを同時に出せると書いています。原文は「burn captions directly into the video for social, or both at once」です。

OpusClipのヘルプには、同時に出せるかどうかの記載が見つかりませんでした。書き出しの手順は元動画の字幕とテキストのダウンロードとして説明されています。

話者が複数いる動画でも字幕は分かれますか

Flikiの機能ページは、話者のラベルが自動で付くと書いています。焼き込んだ字幕にも、書き出したSRTにも話者名が入るという説明です。

OpusClipは、話者ごとに字幕の色を変える機能を持っています。ただしヘルプの一覧では、無料トライアルの利用者は使えないと書かれています。

実測してから追記します

日本語の素材を同じ長さで両方に通して、文字起こしの誤りがどこに出るか、書き出した字幕ファイルが実際に開けるかを数えて追記します。無料プランで書き出しの操作がどこまで出るかも、そのときに確かめます。

この記事の数字の出所

OpusClip

2026年9月3日に、次の11ページからHTML原文を取得しました。

Pro planの限定、.txtと.srtの書き分け、書き出しの入口2つ、SRTが弾かれる6つの理由、翻訳先が英語のみであること、用語集の効き方と再処理、焼き込み字幕を消せないこと、日本語のBETA表記は、すべてこれらのページの記載です。

料金ページと字幕の機能ページにsrtが0件だったことは、取得したHTML原文の全文検索の結果です。

Fliki

同じ日に、次の4ページからHTML原文を取得しました。

SRTとVTTの書き出し、話者ラベル、80以上の言語の翻訳、無料プランの月5分と透かし、アニメーション字幕が有料プランからであることは、機能ページ2枚とそのFAQの記載です。

精度の99%は字幕の機能ページ、95%は自動キャプションの機能ページの記載です。無料プランの書き出しが1分・720pまでであることは、料金ページの比較表の数字です。

ガイドの書き出しの選択肢が解像度3つとMP4・MOVだけであること、ガイドと料金ページに字幕ファイルの記載がないことは、取得したHTML原文の全文検索の結果です。

各ツールの詳細はOpusClipの記事Flikiの記事にあります。

改定を見つけたときは、本文と結論と確認日を同時に更新します。