Murf

Murfとは?日本語ボイス40種以上・料金・無料プランでできないこと【2026年8月時点】

Murfとは?日本語ボイス40種以上・料金・無料プランでできないこと【2026年8月時点】

この記事の結論

  • Murfは読み上げに絞ったツールです。日本語のボイスの選択肢が多く、声を選び直せる幅があります。
  • 無料プランはダウンロードも商用利用もできないため、成果物を作るなら有料プランが要ります。
  • 音声の生成時間は月ではなく年単位のクォータです。作業量に山があると、年の枠を前倒しで消費します。
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料金・機能は2026年8月10日時点で公式サイトを確認した内容です

公開: 2026年8月10日 更新: 2026年8月28日 執筆: アオマツ(Web制作・SEOを本業とするフリーランス)

Murfは、入力したテキストをAIの声で読み上げるツールです。ナレーション、eラーニング、動画の吹き替え、ポッドキャストあたりが主な使い道になります。

日本語のボイスが40種類以上あります(2026年8月10日確認)。男性、女性、ニュートラルが揃っていて、トーンやスタイルも選べます。

読み上げツールの日本語ボイスは数種類しかないことも多いので、選び直せる幅があります。

料金の数え方も独特です。音声の生成時間が月ではなく年単位のクォータになっています。

私はMurfをこれから検証する立場です。読み上げの品質や操作の体感のように、契約して触らないと書けないことは「実測後に追記」と明示し、推測では埋めていません。

Murfでできること

1つの画面に入っているもの

1枚の板の中に4つの丸いアイコン。読み上げる、声とスタイルを選ぶ、速さと高さを直す、音声を文字に起こす。板の外に点線でスライドの道具とつなぐが置かれている。
別々の道具を行き来せずに、1つの画面で終わります

公式サイトは製品を3つに分けています。

  • Murf Studio:ブラウザで読み上げ音声を作る本体。この記事が主に扱うのはここです
  • Murf Dub:動画を別の言語にローカライズする吹き替え用
  • Murf API:自社サービスに組み込むための開発者向け

Studioでできることは、テキストの読み上げ、ボイスとスタイルの選択、速度やピッチなどの調整、文字起こし(Audio to Text)、Canva・PowerPoint・Googleスライドとの連携です。

ロイヤリティフリーのストック素材も付いています。

料金プラン【2026年8月10日時点】

プラン月額(年払い時)年額音声生成の時間プロジェクト数
Free$0$010分10
Creator$19$228年24時間100
Business$66$792年96時間500
Enterprise個別見積無制限個別

Murfの公式サイトで最新の料金プランを確認する(価格と含まれる時間は改定されることがあるため、契約前に公式で見るのが確実です)

年払いにすると33%引きという表示です。表の金額は年払いを選んだときの月額換算で、年額を12で割った数字と一致します。

月払いの実額は、料金ページの切り替えを操作しても表示が変わらず確認できませんでした。月払いで契約するなら、契約画面で実際の請求額を確認してください。

エディタの席数は、CreatorもBusinessも1席です。複数人で編集するにはEnterpriseが必要になります。

生成時間は年単位です

Creatorの24時間、Businessの96時間は、月ではなく年のクォータです。

月に均すとCreatorは2時間、Businessは8時間ぶんです。毎月コンスタントに使うなら月次と同じ感覚で足ります。

ただし特定の月に集中して作ると、年の枠を前倒しで消費します。動画を一気に何十本も作るなら、先に確認してください。

無料プランでできないこと

Murfの無料プランは、試用のための設計です。

無料でできるのは、聞くところまで

横1本の流れ図。テキストを入れる、声を選ぶ、音声ができる、聞いて確かめる、までが無料プランでできること。その直後に壁が立ち、無料プランはここまでと書かれている。壁の向こうのダウンロードすると仕事で使うが、有料プランで進めること。
無料プランでも音声は作れて、品質を聞いて判断できます。手元に落として仕事に使うところからが有料です。
  • 音声の生成は10分まで
  • プロジェクトは10まで
  • ダウンロードができません
  • 商用利用の権利がありません

公式の無料プラン欄には「Everything in Business Plan (No Downloads)」「No Commercial Rights」と明記されています。

Businessプランの機能はひととおり試せますが、作ったものを手元に落とすことも仕事に使うこともできません

聞いて品質を判断するには足ります。ただし無料の範囲で成果物は作れません

仕事で使う予定があるなら、最初からCreator以上を見てください。商用利用の権利はCreatorから付きます。

日本語の読み上げは、公式サイト上でサインアップなしに試せます。品質を確かめるだけならアカウントも要りません。

Murfの無料プランを試してみる(クレジットカードの登録は不要です)

日本語で使えるのか

使えます。公式に日本語専用のページがあり、40種類以上の日本語AIボイスが用意されていると明記されています。

男性、女性、ニュートラルから選べて、トーンやスタイルの違いもあります。公式が挙げている例では、Kenji(男性)、Kimi(女性)、Denki(男性)、Sakura(女性)といった名前が並びます。

用途としては、研修動画、ポッドキャスト、アニメのボイスオーバー、キャラクターの掛け合いが挙げられています。

対応言語数は公式内で割れています

料金ページの機能比較表は「30以上の言語とアクセント」、日本語ページは「35以上の言語とアクセント」です(どちらも2026年8月10日確認)。日本語はどちらにも含まれます。

対応言語数を根拠に何かを決めるなら、数字が揺れている前提で見てください。

読みを直す仕組み

固有名詞の読みが違うときに使う発音の変更(Change Pronunciations)は、Creator・Business・Enterpriseの全プランで使えます。読み上げツールでは上位プラン限定になっていることも多い機能です。

ただし発音ライブラリ(Pronunciation Library)は、CreatorとBusinessでは個人のもののみという扱いです。チームで読み方の辞書を共有するにはEnterpriseが要ります。

ひとりで使うなら関係ありません。

この提供プランは、2026年8月28日に確認できていません。同じ日に取得したヘルプセンターの発音のページは、見出しを「Pronunciation Library-Enterprise Only」としていて、上の記録と食い違います。

料金ページはJavaScriptが必要な作りで、同じ日の再確認ができませんでした。読み方の辞書を共有する前提で契約するなら、この1点は先に問い合わせてください。

3社の直し方の比較は固有名詞や漢字の読みを直したい記事にまとめています。

CreatorとBusinessの差

差は生成時間とプロジェクト数だけではありません。読み上げの表現を細かく指定する機能が、Businessから使えます。

  • Emphasis:特定の語を強調する
  • Variability:読み方の揺らぎを調整する
  • Say It My Way:自分で読んだとおりの言い回しに寄せる
  • Audio to Text:音声を文字起こしする(Businessは年48時間)
  • PowerPointとGoogleスライドの連携
  • Business License

ナレーションの精度を詰めていく作業をするならBusiness、原稿を素直に読ませるだけならCreatorで足ります。

受託・業務で使う前に確認しておくこと

データの扱い。「No Training on your Data(あなたのデータを学習に使わない)」が明記されているのはEnterpriseプランだけです。

顧客の原稿を読み上げさせるなら、下位プランでの扱いを事前に確認してください。GDPRとSOC2への準拠、EU規制への対応は全プランに記載があります。

放送での利用。Full Broadcasting Rights(放送利用の権利)はEnterpriseのアドオンです。

テレビやラジオでの使用が絡む案件では、Creator・Businessの商用利用権では足りません。

実測後に追記 実際に契約して、日本語ボイスの聞き比べ、月払いの実額、年24時間のクォータの消費表示、発音の変更で日本語の読みをどこまで直せるかを、スクリーンショットつきで追記します。

向いている人・向かない人

向いているのは、日本語のナレーションで声の選択肢を広く持ちたい人です。40種類以上は、この用途のツールとしては多いほうです。

研修動画やeラーニングのように、話者を使い分ける制作物で効きます。

向かないのは、無料の範囲で成果物を作りたい場合です。ダウンロードができず商用利用の権利もないので、試用以外に使えません。

月によって作業量に大きな山があるときも、年単位のクォータでは読みにくくなります。

読み上げの用途で他の選択肢と迷っているなら、ElevenLabsの日本語対応の記事と、動画までまとめて作るFlikiの記事も見てください。

ツールごとの料金と無料枠はツール比較のページに一覧で置いています。

よくある質問

Murfは日本語に対応していますか?

対応しています。公式の日本語ページに40種類以上の日本語AIボイスがあると明記されており、男性・女性・ニュートラルから選べます。

公式が挙げている例はKenji、Kimi、Denki、Sakuraなどです。なお対応言語数は、料金ページが「30以上」、日本語ページが「35以上」と書いており、公式内で揃っていません。

Murfは無料でどこまで使えますか?

音声の生成は10分まで、プロジェクトは10までです。ただしダウンロードができず、商用利用の権利もありません

Businessプランの機能は試せますが、作ったものを手元に落とすことも仕事に使うこともできない設計です。商用利用の権利はCreatorプランから付きます。

料金はいくらからですか?

Creatorプランが年払いで月$19(年$228)からです。上位のBusinessは月$66(年$792)。

年払いにすると33%引きという表示です。月払いの実額は料金ページの切り替えでは確認できなかったので、契約画面で確認してください。

音声の生成時間は月あたりですか?

年あたりです。Creatorは年24時間、Businessは年96時間で、月に均すとそれぞれ2時間、8時間ぶんになります。

特定の月に集中して作ると年の枠を前倒しで消費するので、作業量に山がある使い方では注意が必要です。

固有名詞の読みが違うときは直せますか?

直せます。発音の変更(Change Pronunciations)はCreator・Business・Enterpriseの全プランで使えます。

発音ライブラリはCreatorとBusinessでは個人のもののみという扱いで、チームで読み方の辞書を共有するにはEnterpriseが必要です(2026年8月10日確認)。

ただし2026年8月28日のヘルプセンターは、発音ライブラリをEnterprise限定と書いています。どちらが現行かは確定できていません。

更新履歴

日付変更
2026年8月10日初版公開。料金・プラン別の機能・日本語ボイスの数は同日時点で公式サイト(料金ページの機能比較表、日本語のテキスト読み上げページ)を確認。
2026年8月28日発音ライブラリの提供プランに但し書きを足しました。同日のヘルプセンターは「Pronunciation Library-Enterprise Only」と書いていて、2026年8月10日に料金ページで確認した記録(CreatorとBusinessは個人のもののみ)と食い違います。料金ページはJavaScriptが必要な作りで再確認できていないため、どちらが現行かは未確定として本文とFAQに明記しました。

この記事を書いた人

アオマツ。Web制作とSEOを本業とするフリーランスです。

クリニックなどのクライアントサイトの制作・検索流入の改善を直接請けながら、海外のAI・自動化ツールを検証して日本語で解説しています。このサイトの記事は、公式情報の確認日を明記し、実測していないことは実測待ちと書く方針で運営しています。