Gamma

Gammaとは?使い方・無料でできること・日本語対応【2026年8月時点】

Gammaとは?使い方・無料でできること・日本語対応【2026年8月時点】

この記事の結論

  • Gammaは、入力した内容からスライド・ドキュメント・Webページを生成するAIツールです。構成とデザインをAIが作るので、レイアウトを整える時間を削れます。
  • 無料プランのクレジットは登録時の一度きりで、毎月は補充されません。試用のための設計です。
  • 画面は日本語に対応しています。ただしヘルプはほぼ英語で、日本語の生成はトークン消費が英語より多いと公式が明記しています。

料金・機能は2026年8月11日時点で公式サイトを確認した内容です

公開: 2026年8月11日 執筆: アオマツ(Web制作・SEOを本業とするフリーランス)

Gammaは、入力したテキストからスライド・ドキュメント・Webページを自動で作るAIツールです。gamma.appが提供しています。

お題を一行入れると、構成・文章・デザインまで揃った下書きが出てきます。公式トップページはユーザー数を1億人以上と書いています(2026年8月11日確認)。

この記事では、作成の入口、インポートとエクスポートの実務的な注意、日本語対応の実態、無料プランの線引きを扱います。

料金プランの選び方とクレジットの数え方は、別記事「Gammaの料金プランの選び方」に分けました。

私はGammaをこれから検証する立場です。生成の品質のように、触り込まないと書けないことは「実測後に追記」と明示し、推測では埋めていません。

この記事の内容は、2026年8月11日に公式サイト・公式ヘルプ・利用規約を確認して書いています。

Gammaで作れるもの

料金ページの機能一覧には、プレゼンテーション、ドキュメント、ウェブサイト、SNS投稿、画像が並んでいます。中心はスライドですが、同じ操作でWebページも作れるのが特徴です。

生成に使うAIモデルは1つではありません。

公式は「20以上のAIモデル」と書いており、FAQにはClaude(Anthropic)、ChatGPT+DALL-E(OpenAI)、Gemini+Imagen(Google)、Flux、Recraft、Ideogram、Luma、Leonardoなどの名前が挙がっています。

どのモデルを使うかは、プランと操作に応じてGamma側が扱います。

使い方:作成の入口は3つ

ダッシュボードの「新規作成(AI)」から始めると、作り方を選ぶ画面になります。公式ヘルプはAIで作る入口を3つに整理しています(2026年8月11日確認)。

実際の画面には、この3つに「テンプレートから作成」を加えた4枚のカードが並びます(同日、無料アカウントで実測)。

入口は3つ、出てくる形は複数

左に3つの入口が縦に並ぶ。お題から生成する、手元のテキストを貼り付ける、既存のファイルを取り込む。3本の線が中央のGammaに合流し、右側でスライド、ドキュメント、Webページの3つの形に分かれて出ていく。
どの入口から入っても、出口の形式(スライド・ドキュメント・Webページ)はあとから選べます。
入口渡すもの返ってくるもの
生成(Generate)トピック構成つきのドラフト。細かく指定したい場合は詳細モードがあります
貼り付け(Paste)手元のメモやChatGPTの出力レイアウトに整形されたもの
インポート(Import)PowerPointなどのファイルやURL変換されたもの

生成時には、画像を入れるか、画像なしで作るかを選べます。生成後は、スライド上のAIアイコンから「この部分を短く」のような修正指示が出せます。

「生成」の中身は、実測時点ではAgent型になっていました。

お題を送るとすぐに作り始めるのではなく、Agentが「対象者と目的」「具体例の有無」「枚数」を先に質問してきて、答えるとアウトラインを提示し、確認してからデッキを生成します。この流れは下の検証記録に書きました。

編集はスライド単位です

Gammaの編集単位は「スライド」です。1枚ずつ独立していて、順序の入れ替えや、スライドの中に別のスライドを畳んで入れる操作(ネスト)ができます。

以前は「カード」という呼び方が使われていましたが、現在の公式ヘルプと料金ページは「スライド」に統一されています。古い解説記事で「カード」と書かれているものと同じ概念です。

インポートで引き継がれるのはテキストだけです

対応形式は広く、PowerPoint(.pptx)、Googleスライド、Googleドキュメント、Word(.docx)、PDF、Notionドキュメント、WebページのURLを取り込めます(公式ヘルプ・2026年8月11日確認)。

ここで知っておくべき制約が1つあります。取り込まれるのはテキストだけで、元のファイルのデザインとレイアウトは引き継がれません

公式ヘルプが「スタイルとレイアウトは手動またはAIで追加し直す必要がある」と明記しています。既存の会社テンプレートをそのままGammaに移すことはできません。

インポートで運ばれるもの、置いていかれるもの

左に元のスライドファイルがあり、中身が文章と見た目の2層に分かれている。Gammaへ向かう矢印に乗るのは文章だけで、見た目の層は左に置き去りになる。右のGamma側では、運ばれてきた文章に新しいテーマの見た目が付く。
元ファイルから運ばれるのはテキストだけです。見た目はGamma側のテーマで作り直しになります。

インポートの方式は2つあります。そのまま取り込む方式(スライド1枚→1スライド、ドキュメントは見出し単位で分割)と、AIで再構成する方式(取り込み時にテーマとレイアウトを作り直す)です。

ファイルサイズの上限は、PowerPoint・Wordが1ファイル200MB、PDFが100MBです。

エクスポート:書き出せる形式と、崩れるもの

書き出しはPDF、PNG、PowerPoint(PPTX)、Googleスライド(PPTX経由)、LinkedInへの直接投稿に対応しています。全体でも、選んだスライドだけでも書き出せます。

実務で効く注意点が3つあります(いずれも公式ヘルプ・2026年8月11日確認)。

効くところ書き出すとどうなるか
見た目の基準書き出されるのは「プレゼンモード」の見た目。編集画面とは異なる場合があります
装飾グラデーションの見出しやすりガラス風の背景は、PowerPoint側の制約で単色になるなど、見え方が変わります
無料プラン「Made with Gamma」のロゴ・透かしが付きます。外せるのはPlusプラン以上です

フォントは、テーマの見出し・本文フォント(とその太字)がPDF・PPTXに埋め込まれるため、受け取る側のPCにフォントがなくても表示は保たれます。

Webサイトとして公開する(Gamma Sites)

作ったドキュメントは、そのままWebサイトとして公開できます。公開URLは既定で 〇〇.gamma.site というサブドメインになり、名前は設定で変えられます。

自分のドメイン(独自ドメイン)で公開するにはProプラン以上が必要です。料金ページの記載では、Proで最大10個、Ultraで最大100個のカスタムドメインを公開できます。

Google Analyticsの設置やページタイトルの調整にも対応しています。

サイト制作を主目的にするなら、デザインの自由度は専用ツールに分があります。このサイトではFramerの記事で扱っています。

APIがあります(2025年11月から正式提供)

Gamma Generate APIは2025年11月5日に正式提供(GA)になっています。プレゼン・ドキュメント・Webページの生成をプログラムから実行でき、ZapierやMake、n8nのようなノーコード連携にも対応しています。

使えるプランには注意が要ります。公式の開発者ドキュメントは「APIキーはPro・Ultra・Team・Businessで利用可能」としています。

一方、料金ページのFAQは「有料プランで利用できます」と書いており、Plusで使えるかの表記が公式内で割れています。開発者ドキュメント側に従うなら、Plusは対象外です。

APIの利用にもAIクレジットを消費します。

日本語対応の実態

結論から書くと、画面と生成は日本語で使えます。ヘルプはほぼ英語です。

場所日本語の状況
画面(UI)言語設定に日本語があります。UI言語は14言語
生成公式FAQが「60以上の言語でのコンテンツ生成やプロンプトに対応」と書き、例示に日本語が含まれます。日本語でお題を入れれば日本語で生成されます
ヘルプ日本語版にあるのは1記事だけ(2026年8月11日確認)。英語版は11カテゴリ・100記事超なので、困ったときに読むのは実質英語です

もう1つ、日本語ユーザーに直接効く公式の記載があります。「英語以外のテキストは1語あたりのトークン消費が多い」と明記されています。

トークンは1回の生成に割り当てられる処理量の上限で、日本語の長い資料は英語より早く上限に当たります。この仕組みは料金の記事で説明しています。

細かい話では、APIの出力言語の指定に日本語が2種類あります。ja(です・ます調)と ja-da(だ・である調)で、文体まで指定できます。

画面上で同じ指定ができるかは確認できていません。

料金の全体像

詳細は料金の記事に譲り、ここでは骨格だけ書きます(2026年8月11日確認)。

プラン月払い年払い(月額換算)毎月のクレジット
Free¥0¥0登録時に400(補充なし)
Plus¥1,800¥1,4401,000
Pro¥3,500¥2,5004,000
Ultra¥14,750¥13,27420,000

価格は日本からのアクセスで円建て表示になります。英語版の料金ページを開いても、日本からは同じ円建ての数字が出ます(両ページを開いて確認しました)。

このほかにチーム向けのTeam・Businessプランがあります。

無料プランでできること・できないこと

無料プランの設計は「機能を試す」に寄っています。

できること:スライド・ドキュメント・Webサイト・SNS投稿・画像の生成(1プロンプトあたりスライド10枚まで)、PDF・PPTXのインポート、PDF・PPTX・PNG・Googleスライドへのエクスポート。

できないこと・制約

  • 書き出しに「Made with Gamma」の透かしが付きます
  • 高度なAI画像モデル、カスタムドメイン、APIは使えません

クレジットは登録時の400だけで、毎月の補充がありません。 使い切ると、無料プランではAIを使う操作が一切できなくなります(手動編集は可能)。

実測では、11枚のプレゼン1本の生成で55クレジット減りました(詳細は料金の記事)。

無料で増やす手段は友人紹介(1件につき200クレジット)だけです。追加クレジットの購入は有料プラン限定です。

「無料で何回作れるか」は操作内容次第で変わるため一概に言えませんが、公式のAPIドキュメントの目安では、スライド10枚と基本的な画像5枚の生成でおよそ20〜60クレジットです。

400クレジットは、数本作って品質を判断するための量と考えるのが妥当です。

AIエージェント検証:ゼロから1本作らせた記録

このサイトでは、紹介するツールをAIエージェントに実際に操作させて、どこまで任せられるかを記録しています。検証はClaude(Fable 5)が人間の監督下で実施し、結果は人間が確認してから書いています。

今回の検証は2026年8月11日、作成直後の無料アカウントで行いました。

先に規約の確認から書きます。Gammaの利用規約1.3(e)が禁じている自動化は「サイトのWebページからデータをスクレイピング・ダウンロードする」目的のものです。

自分のアカウントで、設計どおりの機能(1.1)を使って資料を作るこの検証は該当しません。Gamma自身がAPIとChatGPT・Claude向けコネクターを提供しており、エージェントからの利用は製品として想定されている使い方です。

やったこと:日本語のプロンプトを渡し、質問への回答から生成完了までをエージェントが操作。2本作りました。

1本目は海外AIツール導入の社内向けプレゼン(3つの柱を指定)、2本目は検証用に作った架空のコーヒーブランドの新商品キャンペーン企画書です。

時間の実測:プロンプト送信からアウトライン提示まで約2分(途中、Agentからの質問3つに回答)。デッキ本体の生成は約2分。

合計5分強で11枚のプレゼンが手元にできました

実際の出来上がりがこれです。2本目(架空ブランドの企画書・8枚指定)の1枚目とKPIのスライドを、書き出したPNGのまま載せます。

ブランド名「ハルノネ珈琲」も数字もすべてAIが作った架空の内容です。右下に無料プランの「Made with Gamma」の透かしが付いています。

生成された資料の1枚目(架空題材・無加工)

Gammaが生成したプレゼンの表紙スライド。左半分に水出しコーヒーの瓶の写真、右半分に架空ブランドの企画書タイトル。右下にMade with Gammaの透かしが入っている。
表紙。写真もAI生成で、プロンプトの題材(水出しコーヒー)に合ったものが自動で入りました。

KPIのスライド(架空題材・無加工)

Gammaが生成したKPIスライド。4つの大きな数字(件数・パーセントなど)がラベルつきで整然と並ぶ。数字はすべてAIが作った架空の目標値。右下にMade with Gammaの透かし。
数字を並べるレイアウトへの整形は得意です。ただしこの数字自体はAIが置いた架空の目標値で、実務ではここを自分の数字に差し替えることになります。

気づいたことを4つ書きます。

12枚を指定したら、11枚で止まりました

生成画面に「現在のプランでは、最初の11枚のスライドのみが生成されます」というバナーが出ます。枚数の選択肢には12枚・15枚が普通に並んでいて、選べてしまいます。

2本目では確認画面の初期値自体が12枚になっていて、気づかず進めると上限に当たる作りです。

なお料金ページのFreeの説明は「1つのプロンプトで最大10枚」で、実測の11枚とは数字が合いません(食い違いトラッカーに記録しました)。

Agentが具体的な数字を勝手に入れてきます

アウトラインの段階で、他社ツールの月額や従量単価が本文に書き込まれていました。出典の確認なしにそのまま配布すると、古い数字や不正確な数字を社内に流すことになります。

生成後の数字の検証は人間の仕事として残ります。

書き出し前に「はみ出し」の警告が出ました

エクスポート画面に「コンテンツがはみ出しているスライドが3枚あります。PowerPointとGoogle Slidesへのエクスポート後に、レイアウトがずれる場合があります」という表示が出ます。

生成直後のスライドをそのままPPTXで配る運用は、確認工程を挟まないと事故になります。

共有の既定は安全側でした

リンク共有はオフ、検索エンジンのインデックスもオフが初期値です。作った資料が勝手に公開される作りにはなっていません。

エージェントに任せられたのは「構成を作り、体裁を整え、枚数を揃える」まで。任せられないのは、数字の裏取りと、書き出し後のレイアウト確認です。

このツールの得意と限界が、そのまま人間の残り仕事の一覧になります。

仕事で使う前に確認しておくこと

規約まわりで、業務利用者に直接効く記載が3つあります(利用規約2025年9月9日版・利用規定2024年7月26日版を2026年8月11日に確認)。

生成物の所有権はユーザーにあります

利用規約に「Gammaはあなたのコンテンツの所有権を主張しない」と明記されています。

ただし「商用利用を許諾する」という直接の文言はどこにもなく、内容の正確さを含む責任はユーザー側にあると規定されています。

AIが関わったことの開示義務があります

利用規定は、AIで生成したコンテンツを「すべて自分が作った」とも「すべてAIが作った」とも表現してはならないと定めています。AIの関与を読者が見落とさない方法で開示しなければならないとも書いています。

Gammaで作った資料を配布・公開するなら、この義務は配布する側に掛かります。

個人プランでは、作ったコンテンツが既定でAIの学習に使われます

設定からオプトアウトできます。TeamとBusinessのワークスペースは自動で学習対象外です。

顧客の資料や未公開情報を扱うなら、この既定値は先に変えておくところです。

まとめ:Gammaが合う場面

構成から作る資料の、たたき台を早く出す道具として見るのが実態に合っています。ゼロからスライドの体裁を整える時間はほぼ消せます。

一方で、既存テンプレートの流用はできず(インポートはテキストのみ)、書き出し時の見た目の変化もあるため、「最終稿まで全部Gammaで完結」は資料の要件次第です。

無料の400クレジットで品質を確かめ、続けて使うならプランを選ぶ、という順番になります。プランの選び方はGammaの料金プランの選び方に書きました。

ほかのAIツールとの比較はツール比較のページにあります。

更新履歴

日付変更
2026年8月11日初版公開。料金・機能・規約は同日時点で公式サイト(料金ページ、公式ヘルプ、開発者ドキュメント、利用規約、利用規定)を確認。同日、無料アカウントでの実測(AIエージェント検証)を追記。

この記事を書いた人

アオマツ。Web制作とSEOを本業とするフリーランスです。

クリニックなどのクライアントサイトの制作・検索流入の改善を直接請けながら、海外のAI・自動化ツールを検証して日本語で解説しています。このサイトの記事は、公式情報の確認日を明記し、実測していないことは実測待ちと書く方針で運営しています。