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AIナレーションを日本語で作る|無料の範囲・商用利用の条件・用途別の選び方【2026年8月確認】

AIナレーションを日本語で作る|無料の範囲・商用利用の条件・用途別の選び方【2026年8月確認】

この記事の結論

  • 日本語のボイスはMurfが40種類以上と公開し、Flikiは13種類です。ElevenLabsは対応が言語ではなくモデル単位で決まります。
  • 3つとも無料プランで音は聞けますが、公開できる成果物は有料プランからです。Murfは無料だとダウンロードそのものができません。
  • Murfの生成時間の枠は月ではなく年単位で、Creatorプランは年24時間です。制作が特定の月に集中すると前倒しで消費します。
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料金・機能は2026年8月2日時点で公式サイトを確認した内容です

公開: 2026年8月14日 執筆: アオマツ(Web制作・SEOを本業とするフリーランス)

AIナレーションを日本語で作るツールは、できることがよく似ています。違いが出るのは、無料でどこまで許されるか、商用でいつから使えるか、声をどれだけ選び直せるかの3点です。

ここでは、その3点をMurf・ElevenLabs・Flikiの公式サイトで確認した数字だけで並べます。確認日は各ツールの節に書きました。

読み上げの自然さのような、契約して耳で聞かないと分からないことは「実測後に追記」と明示して空けています。

先に決めるのは3つだけ

先に決めるのは3つだけ

上から下へ3段の階段。1段目は何に使うか、2段目は月にどれくらい作るか、3段目は仕事で使うか。各段から次に見る場所へ矢印が伸びている。
この3つが決まると、比べる場所が決まります

ツール名を比べる前に、自分の用途にどれが合うかを決めると早く終わります。

  • 作った音声を公開するか。公開するなら、無料プランはほぼ全滅します
  • 声を選び直す必要があるか。選べるボイスの種類数で差が出ます
  • 月にどれだけ作るか。枠の単位がツールごとに違います

3つ目が見落とされやすい部分です。枠の単位は、月あたりの分数、月あたりのクレジット、年あたりの時間と、ツールごとにばらばらです。

同じ「無料10分」でも数え方が違います。

AIナレーションは無料でどこまで作れるか

3つとも無料プランがあります。ただし、無料でできるのは音を確かめるところまでです。

ツール無料枠ダウンロード商用利用確認日
Murf10分できないできない2026年8月10日
ElevenLabs10,000クレジット(約10分)できるできない(無料利用は非商用のみ。規約第1条(c))2026年8月27日
Fliki公式内で記載が割れている音声のMP3は透かしなし・動画は透かし入りできない2026年9月2日

Murfの無料プランは、生成した音声のダウンロードができません。試聴までが無料の範囲です。

作った音を書き出して動画に載せる時点で、有料プランが要ります。

Flikiの無料枠は、公式サイトの中に2つの数字が並んでいます。料金プランの表は月3クレジット・書き出し1分、FAQは月5分ぶんの音声と動画です。

どちらで計算するかで見積もりが変わるので、契約前の試算は少ないほうの数字でしておくと外れません。

Flikiの無料プランを試してみる(クレジットカードの登録は不要です)

商用利用できる条件

商用に使える位置が、プランごとに違います

横に伸びる3本のレーン。左端が無料、右端が有料。商用に使える境目の位置が3本ともずれている。
境目の位置が会社ごとに違うので、プラン名ではなく境目を見ます

商用で使えるかどうかは、プランの名前ではなく条件で決まります。

ElevenLabsの無料プランは、商用の目的には使えません。規約の第1条(c)が、無料で使う利用者を非商用の目的に限っています(2026年8月27日確認)。

非商用で公開するときは、タイトルへの帰属表示が条件になります(2026年8月2日確認)。商用に使うなら有料プランです。

MurfとFlikiは、無料プランに商用利用の権利が付いていません。Flikiの無料プランは動画に透かしが入るので、動画で使うなら試用専用と考えるほうが安全です。

音声だけなら別で、公式は無料のMP3に透かしは入らないと書いています(2026年9月2日確認)。

つまり、成果物を人に見せる用途なら、3つとも有料プランが出発点になります。無料で比べられるのは音の傾向だけです。

日本語の声はどれくらい選べるか

日本語のボイスの数は、ツールでかなり違います。

  • Murf:40種類以上と公開(2026年8月10日確認)。トーンやスタイルも選べます
  • Fliki:13種類(2026年8月9日確認)。複数社のAIモデルを1画面に集約する方式です
  • ElevenLabs:数ではなくモデルで決まります

Murfの40種類以上は公式の記載で、日本語の読み上げのページの一覧で数えられたのは4件でした(2026年9月2日確認)。出どころの違いは日本語の声の選び方の記事に書きました。

ElevenLabsは、対応言語がツール単位ではなくモデル単位です。同じ画面から使えるモデルでも、日本語を読めるものと読めないものがあります。

公式が列挙している範囲では、Multilingual v2が29言語、Flash v2.5がその29言語に3言語を足した32言語、Eleven v3が70以上の言語で、いずれにも日本語が入っています(2026年8月2日確認)。

数が多いほどよいという話ではありません。声のトーンを細かく選び直したいのか、モデルごとの読み方の違いを比べたいのかで、効いてくる軸が変わります。

用途別の選び方

ここまでの条件を用途に当てはめると、次のようになります。

用途効いてくる条件条件に合うツール
動画のナレーションを継続して作る商用利用の権利と、生成時間の枠の単位Murf(Creatorは年24時間)
日本語の読み方をモデル別に比べたいモデル単位での切り替えElevenLabs
動画と音声を1つの画面で完結させたい複数モデルの集約Fliki
自分の声で読ませたいボイスクローンElevenLabs(Creator以上)

Murfの生成時間は、月ではなく年単位のクォータです。Creatorが年24時間、Businessが年96時間です。

月に均すとCreatorは2時間ぶんなので、毎月コンスタントに使うなら足ります。ただし動画を一気に何十本も作る使い方だと、年の枠を前倒しで消費します。

Murfの公式サイトで最新の料金プランを確認する(価格と含まれる時間は改定されることがあるため、契約前に公式で見るのが確実です)

動画のナレーションに使う場合

動画に載せる前提なら、無料プランは選択肢から外れます。Murfは書き出せず、Flikiは動画に透かしが入り、ElevenLabsは帰属表示が付くためです。

そのうえで効いてくるのが枠の数え方です。ElevenLabsは1文字あたりのクレジット消費で、Multilingual v2が1文字1クレジット、Flash系のv2.5が1文字0.5〜1クレジットです(2026年8月2日確認)。

原稿の文字数がそのまま消費量になるので、尺ではなく文字数で見積もります。

Murfは時間で数えるので、尺で見積もります。同じ「10分の動画」でも、どちらの単位で計算するかが変わります。

なお、日本語の1文字が英語の1文字と同じ1クレジットとして数えられるかは、公式の記載を見つけられませんでした。日本語原稿を流して残量の減り方を見るまで、ここに数字は書きません。

自分の声を使いたい場合

自分の声を複製して読ませる機能は、ElevenLabsのProfessional Voice Cloningです。無料プランには含まれず、Creatorプラン(月$22・初月50%オフ・2026年8月2日確認)から使えます。

ElevenLabsの公式料金ページで最新のプランを確認する(プランの内容と価格は改定されることがあるため、契約前に公式で見るのが確実です)

読み上げが不自然になるとき

同じ原稿を3つのツールで読ませて、どこで読み間違えるかを記録します。数字の桁読み、固有名詞、英数字の混在した文が対象です。

実測が終わり次第ここに追記します。推測では書きません。

よくある質問

無料のまま公開できますか

商用の用途なら、3社とも有料プランが要ります。ElevenLabsは規約の第1条(c)で無料利用を非商用の目的に限っています(2026年8月27日確認)。

MurfとFlikiも無料プランに商用利用の権利がありません。非商用で公開するだけなら、ElevenLabsはタイトルへの帰属表示を付ければ公開できます(2026年8月2日確認)。

契約前にどこまで試せますか

3つとも無料で音は聞けます。Murfは書き出せないため、聞いた音をそのまま使うことはできません。

声の傾向を確かめる目的なら、3つとも無料で足ります。

日本語と英語で枠の消費は違いますか

ElevenLabsは1文字あたりで数えるため、理屈のうえでは同じ内容を少ない文字数で書ける日本語のほうが持ちます。ただし日本語の1文字の数え方について公式の記載を見つけられなかったので、実測するまで断定しません。

この記事の数字の出所

Murfは2026年8月10日、Flikiは2026年8月9日、ElevenLabsは2026年8月2日に、それぞれ公式サイトで確認した数字です。

ElevenLabsの無料プランの商用利用は、2026年8月27日に利用規約の原文で確認し直して書き直しました。それまで「タイトルへの帰属表示が条件」と書いていましたが、帰属表示は非商用で公開するときの条件で、商用の条件ではありません。

規約の第1条(c)は無料利用を非商用の目的に限っています。

各ツールの詳細はMurfの記事Flikiの記事ElevenLabsの日本語対応の記事にまとめています。

改定を見つけたときは、本文と結論と確認日を同時に更新します。